フィジカルAIとは
フィジカルAIは、人間に例えると「頭脳」がAIで「カラダ」が機械。自分で考えて人間を助けてくれる存在だ。ボールの動きをAIが自分で認識して追いかけたり、音声指示で部品を自動的にピックアップしたりする。
少子高齢化で労働力が減少する日本では、こうした「働き手」としてのフィジカルAIへの期待が特に大きい。ただし、人型のフィジカルAIでは中国やアメリカが大きくリードしており、日本は巻き返しを迫られている。
フィジカルAI / 日本 / 政府戦略
「フィジカルAI元年」と言われる2026年。少子高齢化で人口減少が進む日本では、人手不足を補う「働き手」としてフィジカルAIへの期待が急速に高まっている。政府は官民合わせて2040年度までに10.5兆円を投資する計画で、日本の巻き返しが始まっている。
フィジカルAIは、人間に例えると「頭脳」がAIで「カラダ」が機械。自分で考えて人間を助けてくれる存在だ。ボールの動きをAIが自分で認識して追いかけたり、音声指示で部品を自動的にピックアップしたりする。
少子高齢化で労働力が減少する日本では、こうした「働き手」としてのフィジカルAIへの期待が特に大きい。ただし、人型のフィジカルAIでは中国やアメリカが大きくリードしており、日本は巻き返しを迫られている。
産業用ロボットで世界トップシェアを誇るファナックは、フィジカルAIにおいて独自の強みを持つ。同社の産業用ロボットにはすでにフィジカルAIに必要なカメラやセンサーが標準装備されており、AIをつなぐだけで100万台以上の自社ロボットを「フィジカルAI化」できるというのが強みだ。
実演では、紙に部品の名前を書くだけでロボットがその名前と数を認識し、書かれた通りの部品をピックアップ。さらに「三つのサイコロの目の合計を18にしてください」と音声で指示するだけで、サイコロの目を合わせるなどの高度な作業を実現した。
「頭脳」部分にはアメリカ企業のAIを活用。同社は「優秀なAIだけでは優秀な作業はできない。世界中に実績のある信頼性の高いロボットにAIを活用できるところが強み」と説明する。
高市首相は今年1月、「ロボットが自律的に人間を支援するフィジカルAIが実現できます。日本はこれで世界に打って出ます」と表明。政府はフィジカルAIを成長戦略の重要分野と位置づけ、官民合わせて2040年度までに10.5兆円を投資する計画を打ち出している。
人手不足が深刻化する日本において、フィジカルAIは単なる技術トレンドではなく、社会課題の解決手段として位置づけられている。
本記事の情報源
本記事は日テレNEWS NNNの記事「"フィジカルAI元年"日本の現状は? 人手不足を補う存在へ…成長に期待高まる」をもとにphysicalai.bizが編集・要約したものです。